薬院デンタルクリニック

私たちは、患者様、患者様のご家族、診療スタッフ、スタッフの家族、皆様が新型コロナウイルス感染の心配なく診療が行えるよう、以下のような取り組みを行っています。  
①院長およびスタッフの出勤時に、検温と健康観察を行っています。また、近親者や関係先にコロナウイルス感染が出ていないか等、お互いに報告、情報の共有を行っています。
 
②訪問の際には、外部からウイルスを持ち込まぬよう、アルコールによる手指の消毒や衣類へのアルコールスプレー噴霧を行っています。
 
③器具の消毒には、通常時から一貫して、ウイルス分解能力が高いタンパク除去剤を使用しており、その上で滅菌可能なものについてはオートクレーブ（高温高圧蒸気滅菌処理装置）による滅菌を行っています。
 
④患者さんにうがいしていただく含嗽剤については、通常はアルコールが含まれない低刺激性の薬剤を使用しておりましたが、新型コロナウィルス感染予防効果の高い、アルコール高含有の薬剤に切り替えております。
 
⑤切削器具などの、唾液等の混じった飛沫が出る器具を使用する際には、防護ガウンを着用し、第三者に飛沫が間接的に触れることが無いよう注意します。
 
⑥診療後、荷物や手が触れたと思われる部位には、アルコールスプレーを噴霧して退出するようにしています。
 
皆さんに安心して診療を受けて頂けるよう、感染防止に最大限の努力を行ってまいります。何かお気づきの点がありましたら、お気軽にお知らせください。

笑顔あふれる毎日を 

薬院デンタルクリニックのホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
院長の原朋子です。

当院では「訪問歯科」を主体に診療を行っております。

私が訪問歯科を志すようになったきっかけは、母の介護でした。
私は、口腔外科時代に、癌や重度の外傷の方など、患者さんの生死と日々向き合ってきました。小児科や心臓外科などの患者さんの口腔管理を通して、歯科治療と全身の健康との大きな関連性も身に染みて感じてきました。その後も、一般歯科、審美歯科、矯正歯科を学び、歯科治療にあたって様々な分野から治療法を見つけられるように、知識と技術を身に着けてきました。

　そんなある日、母が脳梗塞で倒れ、要介護になってしまいました。
左半身が麻痺しており、飲み込むことも、うがいも満足にできません。口を長く開けておくこともきついので、機械を使っての清掃や治療も困難でした。これまで私が培ってきた最先端、最善の治療は難しいのです。様々な工夫をしながら、少しでも母に元気になって欲しいという気持ちで向き合いました。

母の口腔ケアを通して、歯科医師としての新たな課題と使命のようなものを感じました。要介護の方や障がいをお持ちの方など通院が困難な方に対し、
「患者さん方ができる範囲で、決して無理をさせることなく、満足していただける治療やケアを提供する」
「お元気な方はもっとお元気に、お病気やご高齢の方など、様々な心配のある方にも、噛む喜び、食べる喜び、にっこり笑って話せる喜びを日々感じていただきたい」

私たち薬院デンタルクリニックは、この想いを胸に、日々の診療に取り組んでまいります。

 ご相談とご予約

まずはお電話や下記のWeb相談ボタンよりお気軽にご相談ください。ご都合や状態をお聞きしたうえで訪問日時を決めさせていただきます。 

 検診

ご自宅や施設にうかがって、お口の中の状態を確認します。ご本人様やご家族様に現在の状態や今後の治療計画について詳しくご説明し、ご納得いただいたうえで治療を開始します。痛みなどがある場合は検診当日からの治療開始も可能です。※初回訪問時に健康保険証や介護保険証などをご準備ください。  

 治療

患者様の体調に合わせ、無理のないペースで治療を進めていきます。また、座って、横になったまま、などご本人様が一番楽な姿勢で治療いたします。  

 口腔ケアと口腔リハビリテーション

歯科治療後も、口腔ケアやリハビリを行いながら、お口の中や周囲を管理していきます。定期的なケアを行うことで口腔機能の改善に努めます。